本を読もう「下町ロケット2 ガウディ計画」

今回紹介するのは前回に引き続き池井戸潤氏の「下町ロケット」シリーズになります。
シリーズ2はガウディ計画というサブタイトルがついています。

概要(ネタバレなし)

 
下町ロケット1はロケットがテーマの作品でした。
今回は「医療」がテーマとなっています。
 
医療と言っても主人公は中小企業の社長さん(佃氏)なので、医学的な話ではありません。
精密機械を作る企業として、今回は人工心臓の分野にチャレンジする話になります。
 
当然、あっさり実現できる訳ではなく、ライバルだったり医学分野の既得権益が出てきます。
そういった障害とどう向き合うのか!?というのが見どころになります。
 

感想

 
前回とは全く異なる分野になりましたし、前回が面白過ぎたのでどうだろうと思いながら読みましたが、今回も
 
「非常に面白い!」
 
内容でした。
今回は特に事業をされている方にはおススメではないかと思います。
自分の事業を進めていく上で、どんな点に注意しなければいけないのかといったところも学ぶことができます。
 
私自身も、自分の会社に置き換えて考えましたし、今後独立した時(するのか?!)の参考にしたいと思いました。
とにかく読み応え十分な作品になっています。
 
ぜひ面白い小説ないかなーと探していらっしゃる方は読まれてみてください。